My七夕伝説
2015年7月17日
今年は久しぶりに七夕の話題を英語で勉強をするレッスンをしました。
今回は、そこから二つの興味深いお話をします。
一つ目は、「レベルに応じた英文」
七夕伝説を英語で読んでもらえる為の文章を作りました。
伝説の紹介と言っても、どんな表現にすれば生徒さんが理解できるか?
ストレスがかかりすぎず、尚且つ、簡単だと思われすぎないレベルに仕上げるために微妙な調整を取りながら、同じ内容だけどレベルが違うテキストを数種類作っていきます。
例えば・・・
The star festival originates from Chinese legend. があれば
The star festival comes from Chinese old story. になったり
The star festival is from China. にもなります。
クラスの生徒さんの語彙力に合わせてテキストを作る。
これこそが手作りテキストの一番面白いところです!
それに。。。先生の語彙力や表現力が試されるので、先生にとっても良い勉強になります!
二つ目は、「私が作る七夕伝説」
MKcreationでは、必ず自分の言葉で自分の意見を述べる時間があります。むしろ、それが最重要ポイントと位置付けています。
今回は、七夕伝説からの発展系。
「もし、あなたが織姫だったら、やっぱり恋に落ちて仕事をしない?」
「もし、あなたが天の神様だったら、天の川を作った?」
など、など。。。自分の性格や価値観に置き換えて意見を交換します。
これが、予想以上に盛り上がりました!
*恋も仕事も両立させます!
*天の川じゃなくて、高い壁で二人を遮ります
*そもそも懲罰を与える前に「なぜ、それがいけないか」を躾けなくちゃいけない
*天の川じゃないですが、今朝、息子の携帯電話を取り上げたところです。他人事ではありません・・・
などなど。教育論にも発展しました。
そして、もう一つ。
じゃ、自分で七夕伝説を作ろう!という最高に自由な課題に取り組みます。
↑こちらは中学生クラスのもの。
*二人の年齢、仕事、性格
*出会いの場所
*恋に落ちてからの仕事ぶり
など、自由に設定してストーリーを展開します。
女子に人気の「お家デート」や「仕事をしないバカップル」の展開があり盛り上がりました。
クミコ先生は、必ず「自分で考えて話す」という時間を作っています。むしろ強制的なほどに作っています。
例えばこの七夕。言ってみれば昔の伝説です。
でも、こんな子供の頃から知ってるお話を真面目に考え、想像し、更には自分なりにアレンジをする。って日本語では滅多にしないですよね。
日本語だったら「どっちでもいい」「なんでもいい」になってるかもしれない。
でも、レッスンで与えられた課題によって「よし、ちょっと考えてみるか!」と思える。
やってみたら意外と奥が深くて楽しいじゃん♪となる。
英会話で欠かせないのは英語力よりもコミュニケーション力よりも、まずは「言いたい事があること」です。つまり「意見を持つこと」。だから、クミコ先生のクラスでは、どんなトピックであっても意見交換をします。
ありがたいことに、前向きで素直な生徒さんに恵まれ、どんなトピックでもレッスン終了後には必ず新しい発見があるほどの意見交換ができています。
恥ずかしがり屋さんも、意見が出にくい人も必ずミッションクリアされます。
皆様のご協力あってのクラスです。ありがとうございます。