中学生英語弁論大会
2016年9月21日
滋賀県中学生英語弁論大会地区予選が始まりました。
毎年行われる英語の大会です。
甲賀市は第2ブロック。
全部で17名の出場のうち4名がMKcreationの生徒さんです。
普段はグループレッスンでみんなでワイワイ英語を楽しんでいますが、8月、9月はプライべートレッスンを中心にそれぞえが本気を出しました。
スピーチ部門の生徒さんは、まずは原稿作りから。
自分の経験や日ごろの考えを中学生らしい表現でまとめました。
原稿ができたら、英訳です。
チェックやアドバイスはしますが、あくまでも生徒さんが知っている範囲の語彙数と文法に絞って少しだけ手を入れます。(大人目線での添削は、結局生徒さんのためになりませんので)
次は「上手に原稿を読む」練習です。
暗記もできて、上部に発音できたら、次は暗唱した内容を「上手に表現する」練習です。
顔がだんだん上に上がってきて、表情もついてきます。
表現力や発声など舞台上での演出は、クミコ先生の演劇部時代の経験が役立ちます。
学校にいるALTからも指導が入っていますが、日本人特有の癖を英語風に修正するのが私達日本人英語講師の腕の見せ所です。
ALTからは mother / father は マザ、ファザ、と ザー を伸ばさずに発音する指導が出ていました。
これは、TH(舌を噛む音)の音が出しにくい日本人に、なんとか英語っぽく発音してもらおうとALTが考えてくれたアドバイスですが、残念ながらますます日本語英語っぽくなります。
クミコ先生の経験では、 ther の発音を英語っぽく出す簡単な手段は ダ です。ther の部分を濁った感じで「ダ」と発音すると、はっきり舌を噛んでいなくても、それっぽく音がでます。
もちろん、いつかはちゃんとther の発音ができるように練習が必要です。
でも、今回のように短期間で癖を直す(=より綺麗な発音に゛みせる”)には、ちょっとしたコツがあるといいですね。
そんなわけで、とにかく学校でも、自宅でも、教室でも猛特訓をして見事に上達した4名を誇りに思います。
結果はまだ聞いていませんが、悔いのない発表ができたことを願っています。