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アラブより再訪問

2017年1月20日

2016年1月にUAE(アラブ首長国連邦)から、内閣府のプログラムにより2名の女性が我が家に滞在しました。

あれからちょうど1年。2名のうちの1名が、今度は個人的な旅行として我が家を訪れてくれました!こんなうれしい事はありません。

 

ホストファミリーや外国人を招く際の参考にもなると思います。ぜひ、最後までお読みください。

 

こちらが1年前

そして、今年!

琵琶湖の前でWELCOMEビデオを撮りました。

ガイドブックにあるようなところじゃなくて、観光地じゃなくて、地元の人としか行けないところに行って、住んでるみたいな体験をしたい。というマリアムは、ホームステイの意味をしっかり理解できる素晴らしい女性です。

 

琵琶湖の次は忍者。

お気に入り♪

ウナギとお蕎麦に初挑戦!おいしいかったようで全部食べました。

自動販売機王国の日本には、卵の自動販売機もある!と驚きの様子!

 

 

今回は、甲賀市の隣にある「関宿(東海道五十三次の一つです)」に行きました。実は私達も初めて!

お寺の手水には「つめたーーーーい!」と驚き!

お茶屋さんでは、珍しい外国人客にとてもフレンドリーに接していただき、おいしいお茶もいれてもらいました。こういう人との触れあいが、旅の思い出になりますね。

私達日本人にとっては当然のように見える雨どいも、マリアムにはとても面白かったようです。

地元スーパーでの買い物にも興奮!

生徒さんが経営する焼き鳥屋さんにも行きました。地元ならではのお客さんと店員さんとの触れ合いに心を暖かくしました。

自動でフタが開くトイレに感激!ビデオを撮っています!

再会を祝してカンパーイ!

 

お料理もしましたよ!

うどん打ち!

なんとか出来た!

いただきます!

 

マリアムもクミコ先生も嵐ファン

ライブDVDで大盛り上がり!いつもはインターネットの小さい画面で見ていたライブ画像をテレビの大きな画面で見られて最高に幸せ~!と言っていました。

 

浴衣も着ました。めちゃくちゃ喜んでいました!

実は衣装交換。クミコ先生はアラブの服を着ています。

レッスンを通して、大人の生徒さん、子供の生徒さんと触れ合った時間はマリアムにとっても思い出深いものになりました。

 

アラブの面白いものを見せてもらいましたよ。

イスラム教徒が1日5回行うお祈りは、方角がとても大切。これは方角を示す方位磁石と、それを示すブック。

 

ナツメヤシの実(デイツ)とアラビックコーヒー

優子先生も一緒にランチもしました。

ずっと英語。日本語訳をする必要もない会話は、進むのが早い!英語も早い!頭フル回転。でも楽しい!

 

あっという間にお別れの日です。

プラットホームが一つしかないローカル駅にも大喜びでした。

小さな体に大きな荷物で移動します。

GO to the next destination!

We never say Good-Bye.

Let’s say SEE YOU AGAIN!

 

国内外を問わず、そして男女も年齢も問わず、今まで多くの人を受け入れていますし、これからもそう願っています。我が家に一度でも訪問をした人は、家族です。そう思って皆さんと出会っています。

そんな家族が、こうしてプライベート再びで帰ってきてくれるなんてホストファミリー冥利に尽きます。

 

実は昨年夏に韓国人の学生を受け入れました。

彼女たちの要望は

「観光地に連れていってほしい」「生徒さんや地元の人とのふれあいも、浴衣を着る体験も興味がない」

というものでした。

とても悩み、考えましたが、私達は自分の考えを伝えました。

 

「私達は旅行会社ではない。ツアーガイドでもない。ホームステイとは、家族の一員として一緒に暮らし、心を通わせ、その国や文化を知るものである」と。

 

その結果、残念ながら韓国人学生は我が家を早々に去ることになりました。

 

自分たちの選択は正しかったのか・・・?と悩んだ時間もありましたが、今回、こうして遠い国からわざわざ我が家に帰ってきてくれたマリアムと再会し、再び一緒に暮らしたことで、ホストファミリーの定義と意義を改めて認識し、その素晴らしさを感じています。

 

英会話を学ぶ皆さんの中には、ホームステイをしたり、受け入れたりする人が多いと思います。

絶対にこうしなさい。とは言いません。

でも、せっかくホテルではなく家族宅に宿泊するのであれば

「その時、その場所で、その人達としか経験できない事を優先してほしい」 と思います。

心が通い合う喜びを知っていけば、きっと世界平和につながります。

そう強く信じて、これからも多くの人との出会い、再会を楽しみにしています。