昔の英語辞典
2018年3月21日
骨董品取集が趣味の父親の影響で、我が家にあるもの。
「昔の英語辞典」です。
昔の人は、どうやって英語を覚えてたのなかな?というのはクミコ先生の永遠の興味の対象です。
これです。
いつの時代かしら?
大正6年でした! 1917年です。
中を見てみましょう!
読み方は、まさかの「縦書き」!
Todayは ツーデー
Tomorrowは ツーマロー
Yesterdayは アスタティー
カタカナで表現できる最大限の努力がうかがえます。
好きだな。こういう努力。
こちらは、例文が載っていますよ。
Will you show me that Ring.
一番上には訳が書いてあります。
→ ソノ指輪ヲオ見セナサイ
あらら!!!命令文だぁ~!!!
一語ずつの訳も面白い。
Will マセンカ
you お前サン ハ
show ミセ
that 其
Ring ユビワ
です。
?マークがついてない とか
指輪のRが大文字から始まっている とか
気になる点はありますが
時代を感じられる辞書です。
昔(と言っても大正時代ですが)の人々が、海の向こうに思いをはせて語学に触れていた事を感じられる大切な一冊です。
最近はすっかりインターネットやアプリケーションの辞書に頼っていますが、こうして紙の辞書もいいものですね。
昔の人々が学習した経緯を感じながら、21世紀の英語教育のヒントが得られそうです。