君がため~♪
2019年2月18日
滋賀県は近江神宮がある事もあり、百人一首の聖地(勝手に!)ですね。
滋賀県に住んでわかった事です。
小さい子たちも百人一首を学校で学びますし、学校内のカルタ大会も盛んです。
そこで、百人一首を英語に訳すレッスンをしてみました。
正しい訳でなくていいです。
自分のレベルに応じた範囲で、ある程度の英訳ができればOKです。
まずは、日本語の解体から。
君がため
春の野に出て
若菜摘む
わが衣でに
雪は降りつつ
こうして、分けて考えていきます。
一つずつ訳せそうでしょ?
次に、英訳をする順番を考えます。SVOに並べるんですね。
その際に注意することは、和歌には主語が入っていないこと。
だから、まずは隠されているI(自分)に気づかなくちゃね。
難しい~!!!!と思っている和歌の翻訳ですが、一つずつ分解するとできるものです。
子供目線らしい訳ができて楽しいです。
英訳ができたら、自分で和歌を作ります。
文字数など決めずに、同じように「〇〇をしたら~になった」のような流れを作ります。
小学6年生の男子の歌。
「我がため 友の家に行き 遊んでは 運ばれる菓子で 満たす腹」
情景が思い浮かびますよね。
しかも、語数もあってる!!
楽しいので、この歌も英訳しました♪
百人一首が好きな子は、さらに自分のお気に入りの歌も訳します。
絵をかいて、その情景を理解しながら分解していきます。
英語の勉強になるのはもちろん、実は国語の勉強、しいては思考力にも効果がある事に気が付きました。
百人一首の聖地、滋賀県の英会話教室で
百人一首を英訳しながら
百人一首をより深く知る。
皆さんも、やってみませんか?