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ドバイ1

2019年6月24日

6月上旬にドバイに行きました。

誰もがイメージするドバイの写真ではないでしょうか?

このヨットの形のホテルは、とっても高級です。(だから見るだけ)

 

アラブの国に行くのは初めてです。正確には数年前にドバイ経由でスペインに行きましたが、入国するのは初めて!

海外旅行の回数は多い方ですが、今回は本当にビックリ仰天(?)する事も多く、貴重な体験を少しずつ生徒の皆様にもお伝えしています。

 

このブログでも、テーマに分けて、お話ししていきますね。

まず、今日のテーマは「語学の上達」です。

せっかくその国にへ行くなら、少しは現地の言葉を話したい、といつも思っています。

(もちろん、UAEでは英語は十分、通じますよ!でもアラビア語も話したい♪)

こんなメッセージがスマートフォンに届いても読めません。

でも、話すだけなら暗記すればいい!!という気持ちで、出発前に本を読んで少しメモをしておきました。

 

クミコ先生達がドバイに行ったのは、ラマダン最後日の2日前。

(ラマダン:断食月のこと。日が昇り、日が沈むまでの時間は一切飲食をしません)

こんなふうに、町中に「ラマダンですよ~!」と宣言しています。

 

そして、この修行(とは違うかもしれませんが)のようなラマダンが終わると、一斉にお祭りに突入します。イード祭と言います。

 

その時、人々はみんな

ラマダン終わったね。おめでとう!断食、頑張ったね!

と、いうような意味を持つ

 

「イード、ムバラク!」

 

という言葉を掛け合います。

 

これだ!!これを使おう!

本によると、この言葉をかけられると、人々は本当に喜ぶ、と書いてありました。

よし!確かめてみよう!

 

という事で、ラマダンが明けた日から

タクシードライバーのパキスタン人

ホテルで出会ったサウジアラビア人旅行者

ショップ店員のイラン人の女の子

友達のマリアム

マリアムの友達のアブドラ君やヤジさん

などなど

とにかく、出会ったイスラム教徒の人々には必ず「イードムバラク」と言って歩きました。

 

結果は?

 

はい!

クミコ先生が思っている以上に、皆さん喜ばれます。

本当に嬉しそうなお顔で、手を握って「ありがとう」って言ってくれます。

 

本に書いてあった事が本当で嬉しい!

言葉が通じて嬉しい!

ちょっとみんなの仲間になれた気がして嬉しい!

 

嬉しい事が続くと、人は必ず頑張ります。

「イードムバラク」に拍車がかかって、いろんな人と交流をしました。

 

旅行前に読んだ本に書いてあったイスラム教のマメ知識も全て出し切りました。

1日5回のお祈り

聖地マッカ(サウジアラビア)

聖地マッカにあるザムザム水

 

そんな事を知ってるよ、と伝えてると

「もしかして、君もムスリム?」と聞いてくれる人もいました。

「いえいえ、本で読んだだけです。UAEに来る前に少し勉強してきました」と答えると、これまた嬉しそうにしてくれました。

 

私は観光客の一人にすぎません。

でも、観光客であっても、少しでも、本当に少しだけでも、皆さんと心を通わせ一緒に笑える時間を持つ事ができれば、その旅は大きく自分の人生に影響をします。

そして、心に残ります。

 

 

言語の話に戻りましょう。

今回の経験を通して、言語学習の原点は、やっぱりこういう事なんだ!

と、改めて実感しました。

 

1)言ってみたい言葉を見つける。(できれば心から伝えたい事)

2)覚える。(メモにしてもいいよ!)

3)使う。使う!使う!!!

とにかく手あたり次第でもいいです。

口に出して、誰かに伝えてみましょう。

気づいたら、自分の言葉になっていますよ。

 

更に、より心の交流を深めるために

 

4)その言語、言語を使う人々、文化、に興味を持つ(事前に少しでも調べてみる)

5)興味を持っている事を伝える(単語だでもいいから発する)

言葉を超えた気持ちの交流を体験できます。

 

これは、

クミコ先生だからできた。という事ではありません。

アラビア語だからできた。という事ではありません。

 

誰にでも、どんな言語でも、どこへ行っても

この基本姿勢に変わりはありません。

 

疑っている皆さん。

反対で考えてみて!

外国人が日本に来ました。

頑張って日本語を使おうとしています。

日本の事もちょっと知ってるみたいで、少し調べてきてたようです。

嬉しいですよね?

日本語頑張ってる人には少し教えてあげたくなりますよね?

 

そういう事です。

 

この教室の皆さんは、主に英語を学習しています。

英語も同じです。

 

言ってみたいフレーズは必ず口に出そう!

すぐにネイティブスピーカーに出会えないなら、教室で先生に使おう!

その言葉の背景も調べてみよう!

 

ぜひぜひ、やってみてください。

一つ、二つからスタートすればOKです。

 

クミコ先生は、イードムバラクに拍車がかかって、5つほどのフレーズを覚えて使いましたよ!

 

時間のある人はもう少し読んでね。

UAEにおける英語が通じる「率」について触れておきます。

 

UAEでは英語が通じます。

特にドバイでは英語は公用語かと思うくらい通じます。

町の中の看板などすべての表記は、英語とアラビア語の併記と決まっています。

簡単に理由を言うと、UAEの人口の20%がネイティブ(アラブ人)、80%は外国人で成り立っているからです。外国人が多いので英語を使う。英語が通じる。という事です。

そして、英語を話す皆さんは、ほとんどが「英語ネイティブスピーカーではない」です。

みんな、それぞれの母語がありながら、最も通じやすい英語を話して暮らしています。

クミコ先生は旅行中に英語って本当に便利だな、と何度も思いました。

英語を話せば、様々な国の人と話す事ができます。

それは、もうずっと前から言われている事ですが、改めてそう思いました。

そして、英語が話せて良かった、と何度も思いました。

ペラペラじゃなくていいです。

ちょっとでもいいから、英語を知っていて話す勇気があれば、楽しい思い出を作る事ができる国です。

 

次回のドバイ報告もお楽しみに!

Thank you! シュクンラン♪