たつみ(百人一首)
2020年2月16日
みなさん、百人一首の英語版「百人イングリッシュ」をご存知ですか?
<こんなキレイな箱に入っています。日本好きの外国人へのプレゼントにも最適!>
昨年末、偶然知ったこのカルタにどっぷりはまってしまい、お正月には聖地「近江神宮」も参りました。
長く練っていたレッスンプランですが、いよいよ百人一首レッスンが始まりました。
百人イングリッシュは、とてもよくできたカード。
裏面には日本語の歌(下の句もあるよ)
表面には英語訳の歌
英語が難しい子供向けに「絵合わせ」もできる仕掛け
英語で歌を詠みあげて、場面を想像しながら日本語のカードを取る。
英語で歌を上手に読み上げる練習
自分で歌を訳す練習
など、様々なレッスンをしています。
こんなテキストも作ってますよ♪
そして、ある日。
「自分の知ってる英語で訳そう!」がテーマのレッスン。
この歌の「都のたつみ」が気になったケイコさん。(京都ご出身なので!)
カルタの英訳はこれ
「the south-east of the capital」と書いてあります。
たつみ って 南東 なの??
という疑問から「子、牛、虎、卯、龍、巳~」のあれが関係してるんじゃないかな?
と、ケイコさんが言われました。
気になったケイコさん。
帰宅してから調べて送ってくださいました。
はい!これ!
辰と己の方角は、南東でした!
すごい~!!
百人イングリッシュをレッスンに取り入れたかった理由の一つは
日本語でそのまま読んでいても理解が難しい歌の世界を
英訳することによって、より身近に感じたいと思ったからです。
また別の日のブログでお伝えしますが、英訳をしながら
読み手の気持ちになってみると
昔の人も今の私達も、嬉しい、楽しい、寂しい、という気持ちは同じだと気が付きます。
その面白さを、ぜひ自分の英語力で(今ある力で)外国の人に広めてみてほしい!
と思っています。
今回は、ケイコさんの好奇心のお陰で、自分でも気が付かない日本語の面白さに気づかせてもらえました!なんて幸せな先生でしょう♪
まさに、共に成長をする教室です。
生徒の皆さんに感謝をする日々です。