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使える英語とは

2021年9月27日

今日は、学校の英語テストと使える英語の違いを説明しますね。

 

動画が見られる方はこちらを見てね!

 

 

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Kumiko Inoue(@kumiko_sensei)がシェアした投稿


中学1年生中間テストの問題です。

 

「廊下を走っている生徒がいます。

あなたなら英語で何と注意をしますか?」

 

 

これに

Stop it! と書いたら × になりました!!

 

学校が求める答えは

Don’t run.

 

確かに、Don’t run. はテストの範囲内にありました。

 

でも、実際の英会話で。

いえ、この場合なら日本語だって。

 

廊下で走っている生徒に、それをやめさせたかったから

「やめなさい!」

「止まりなさい!」

が、一番に出ると思います。

 

でも、テストとはそういうものです。

範囲内から出せる答えを出しましょう。と。

 

それはテスト力として必要な力だと思いますが、使える英語を目指す人の芽を摘むような気がします。

だって、合ってるのに!Stop it! でも!!

 

他にも

Walk, please.

Slow down.

Stop, please.

など、考えられる答えは沢山あります。

 

「考える力を養う」事が目標となって、センター試験は共通テストという名に変わりました。

考える力を発揮するのは、まさにこういった問題が出た時です。

せっかく生徒が考えて答えたのに、添削する方が「答えは一つ」と決めているなら、全く効果は出ませんね。

 

以前には、こんな事もありました。

「授業中にお喋りをしている生徒に先生は何と注意しますか?」

理想の答えは Be quiet.

だそうです。

でも、その生徒さんはquiet のスペルに自信がなかった…

そこで「考えて」

Don’t speak. と書きました。

やっぱり×でした。

表現の指定がないのであれば、答えの幅は広いです。

 

学校批判をしたいわけではありません。

学校には、学校のテストの意味や意義があります。

ただ、私たち英会話教室MKcreationでは点数を取るコツも教えますが、大人になって使える英語を教えていきます。

そして何より、このシーンならどんなセリフが考えられるかな?

出来るだけ多くの答えを探してみよう!

という「考える」レッスンをします。

 

考える力を持ち、それを使い、人と交流し、世界にはばたく人が一人でも多くなりますように。