40年間変わらない
2019年8月2日
先日、実家に帰ったら、両親が大切にとっていた昔のプリントが出てきました。
そのうちの1枚。
小学校2年生の時に学級新聞です。
担任の先生が、クラスメイト一人ずつの似顔絵を描き、コメントをつけてプロフィール紹介をしてくれています。その原紙が多分、個別に渡されていたのでしょう。
それを両親から受け取りました。
担任の先生が描いた小学2年生のクミコ先生。
さて、先生のコメントが…見事です!
C1 顔がほそ長くてやさしいね
C2 いつもにこにこわらっててかわいいね
C3 べんきょうとうんどうがすきらしいよ
C4 てつぼうはうまいよ。ドッヂはちょっとおしい
C5 でもこわいときもあるよ。つよいなあ
C6 あつ子さんとなかよしでいつもいっしょにあそんでいます
C7 牛にゅうをのめないのでがんばってください
C1 はい。昔から面長です
C2 今も生徒さんにそう言ってもらう事が多いです。
C3 これは、絶対、適当に答えたと思う!
C4 鉄棒大好き!ドッヂボールは苦手!今でも生徒さんにネタで話すくらいドッヂボールには苦い思い出があります。
C5 これはビックリ!今でこそ理解できますが、小さいころはおとなしい子だったと思っていますし、周りの大人もそう言っていました。でも先生には頑固な部分を見抜かれていたように思います。
C6 近所のお友達♪
C7 今だに牛乳は飲めません。進歩ナシ…!
小学2年生は8歳。
今クミコ先生は48歳。
つまり、40年間、何も変わっていないという事です。
恐ろしいですが、嬉しくもあります。
子供クラスの生徒さんを見ていると、この性格は大きくなっても変わらないだろうな、と思う事があります。
大人の生徒さんと話していると、子供の頃からこうだったのかな?と興味がわくことがあります。
人はそんなに変わらないんですね。
ただ、、、
変わらないものを「どう使って生きていくか」は、子供の時にはわかりません。
クミコ先生も無意識の中で、先生に見抜かれた人格と付き合い、人生のプラスになるように生きてきたのでしょう。(これからも)
思わぬプリントから、いろんな事を考えました。
それにしても、この担任の先生が素晴らしいですよね。
新任の先生で、クミコ先生のクラスが初めてでした。
ギターで歌ってくれたり、スポーツ少年団の担当もしてくれていました。
中学校の校長先生を務められたと聞きました。
今こそ、お会いしたいです。
そして、クミコ先生も、ほんの少しでもこんな先生になりたいです。